新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京都が週末の外出自粛要請を出す中、石川県の谷本正憲知事は3月27日に都民らに向け県内への観光をアピール。
- 石川県の谷本正憲知事は3月27日に都民らに向け観光をアピール
- 感染拡大で打撃を受ける県内経済に気配りした格好だが、異例の発言
- 国の専門家会議は無症状者からの感染にも注意を呼びかけていて
- 「もろてを挙げて喜べる発言ではない」と県内からは戸惑いの声も上がる。
- 専門家は「この時期に警戒を解いては絶対にいけない」と指摘している。
- 一方、30日に無料開放が始まった兼六園では県内外からの観光客「煙たがらずに歓迎してくれるのはうれしい。」とも話した。
県では31日までにさらに感染経路が追えていない3人を含む5人の感染を確認。谷本知事は31日、毎日新聞の取材に「無症状の人は我々にはわからない」「来るなと拒否する必要はない」と述べた。
こういった考え方が1月のコロナ輸入直前に警鐘した人たちの声が届かなかった原因の根本なんだろうね
経済の動きを止めると悲惨なことになるからリーダーの苦悩は理解できるけど今じゃないな。
コロナ騒動が収束したら家族旅行で検討します。それまでは家族の命を守る行動を優先させてください!
毎日新聞の記事によると27日の記者会見での谷本知事の発言要旨は次の通り。
Q.記者 石川県民が東京に行かないことは理解できるが、東京など都市部からの観光客は県内にも流入している。感染対策は。
A.谷本知事 (前略)自宅でずっと自粛生活を続けるのは人間として耐えられない部分がある。どこかで息抜きをしたいという気持ちがあれば、無症状の人は石川県にお越しいただければ。新幹線もあり、2時間半で来られるので。東京から来る人はみんな感染している可能性があるから一切受け入れないという決断をすると、地元の産業に甚大なダメージを与えるということになる。そんな鎖国政策を取ることはできない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000002-mai-soci
https://mainichi.jp/articles/20200401/k00/00m/040/003000c