こちらの記事はlifehacker [https://www.lifehacker.jp] 今週、友だちの家に行くのはやめてください。より引用させていただいています。
今週、友だちの家に行くのはやめてください。どうかお願いです。
あなたやあなたの友だちが若くて健康だとしても、「会うのはたった一人だけ」だとしても、「もし病気になったら、甘んじて受け入れる心づもりはある」という気持ちだとしても、「すごく気をつけて、手も必ず洗うようにする。約束します!」と言っていても、友だちに会うのはやめてください。
今、私たちはパンデミックの真っ只中にいて、ほぼすべての考えられる事態に対して、対応が大失敗に終わった
(米Lifehackerの著者による考え)アメリカに住んでいます。
新型コロナウイルスは、ワシントン州内で感染者が見つかる前に数週間で広まりました。
その間、現政権の対応は遅く場当たり的で、州政府は自ら準備をしなければなりませんでした。
このパンデミックへの米国の対応は、考えうる最悪の事態の予測をことごとく受け入れず、その手遅れによって人命を犠牲にしています。
医療器具は足りなくなり…
このパンデミックがどれほど酷いものになるかは、私たち全員の行動にかかっています。「私たち全員」です。
あなたも、私も、あなたの友だちも、あなたの親も、あなたのご近所さんも、全員が感染者数増大の曲線を緩やかにし、病院がパンクしないようにするための一助を担わなければなりません。
現在の状況はストレスが溜まるものですが、この容赦ないパンデミックという現実は始まったばかりです。まだ終わりではありません。最悪の事態になるのはこれからです。
検査も十分ではありません。医療従事者の防護服や身を守るものが、恐ろしく減っています。
急増する患者に対して、集中治療室のベッドや人工呼吸器も足りません。私たち全員が、これ以上ウイルスを拡散しないよう全力を尽くさなければならないのです。
命の取捨選択が行われ始めている
最前線の医師や看護師は、患者を死なせないために自らの命を危険にさらしています。
医療従事者も足りていないのです。適切な防護用具がない状況で患者をいかに治療するかという、想像を絶する決断をしています。
病院はすでに、人工呼吸器が足りなくなった時に誰に付け、誰に付けないかという指針を決めなければならない状況です。
この状態が続けば、全員に行き届かなくなるので、医師が人工呼吸器を付ける患者と付けない患者を決めなければならなくなるでしょう。
その間、イタリアはすでに人工呼吸器を誰に付けるかという選択を迫られています。イタリアの1人あたりの病床数は米国よりも多いのです。
とにかく家にいよう
医師と看護師が安全に働けるようにするには、私たちがどれだけ家にいるかにかかっています。この状況で働く医療従事者の人たちに敬意を払いましょう。
さらに大事なのは、とにかく家にいることです。つまり、友だちの家に遊びに行くなということです。たとえ、あなたが今健康だと思っていても、ウイルスに感染していれば人に移す可能性があり、移した人を病気にする可能性があります。
若いからといって、深刻な合併症を発症しないわけではありません。
人と離れているのは辛いし、孤独です。今の生活には新たな制限がたくさんあるので、これまで楽しみだったことを諦めなければならなかったり、お祝いや集まりを延期しなければならなかったりします。
誕生日パーティー、卒業式、親戚の集まり、一生に一度の結婚式や旅行をキャンセルする人もいます。
誰もが、普段のいつもの行動に急ブレーキをかけ、楽しみにしていたり、癒やされたりしていたお決まりの行動を控えなければなりません。
これまで以上に友だちとの絆が必要な時です。
みんな同じ状況です。自分とみんなのためにも、家にいてください。
※こちらの記事は、3/27公開の米Lifehackerの記事を翻訳・編集したものです。