米グーグルは3日位置情報データを使って、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた各国の外出制限などの分析した報告書を公表
- 職場へ来る動きは、米国では普段より38%減、イタリアでは63%減になっているのに対し、日本は9%減にとどまり、日本の対策の遅れが目立っている。
- グーグルマップなどの同社のサービスをスマホで使っている人のうち、位置情報の提供に同意している利用者のデータを利用・分析
- 個人情報を匿名化したうえで小売店/娯楽(飲食店含む)/職場/食料品店/薬局/駅/公園/住宅など、48時間~72時間以内の出入りを通常時と比較。
- 死者数が最も多いイタリアでは「小売店・娯楽」への出入りが94%減「職場」が63%減となる一方、「住宅」は24%増
- 米国では、「小売店・娯楽」は47%減で、「職場」は38%減。
- 日本では、「小売店・娯楽」が26%減、「職場」は9%減にとどまった。
報告書では、各州や都道府県ごとの数字も分かる。東京都では「小売店・娯楽」が63%減、「職場」は27%減と、日本国内の他の地域よりも取り組みが進んでいる。ただ「職場」が46%減となったニューヨーク州とは大きな差がある。
グーグルは、新型コロナウイルスの感染が広がっている間は、定期的にデータを更新するとしている。
このようなデータを目にすることでさらに気が引き締まってくれるといいね。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356146