「家族やふるさとの医療守るために動かないで」 専門家、学生らに呼びかけ【毎日新聞】

「家族やふるさとの医療守るために動かないで」 専門家、学生らに呼びかけ【毎日新聞】
2020/04/08

専門家は「家族やふるさとの医療体制を守るためにも、今いる場所から動かないでほしい」と呼びかける

  • 新型コロナウイルスは若年層が感染した場合、無症状や軽症で感染に気づかないことも多い。
  • こうした特徴から、既に感染が拡大している地域から地元へ帰省し、周囲に感染が広がったとみられるケースが幾つも確認されている。
  • 秋田県では2日、東京から帰省中の10代女性の感染が判明。両親も感染。
  • 佐賀県では3月末、東京から帰省した30代女性が祖母宅に滞在中に発症今月4日に感染が確認された後、母親と祖母の感染も判明。
  • 政府専門家会議メンバーの岡部信彦・川崎市健康安全研究所長によると、2007年に10~20代を中心に麻疹が流行した時には学生の帰省が感染拡大の一因となったという。
  • 岡部所長は「地方に新たなクラスター(感染者集団)ができるのを防ぐため、移動を避けることがふるさとのためになる」と訴えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200408-00000068-mai-soci