圧迫面接って本当にあるんだって初めて実感した日の話

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“初めての転職活動”に全力だった私が出会った、想定外の面接

転職って“前向きなもの”だと思ってた

転職って、もっとこう――キラキラしたものだと思ってたんです。 「新しい自分に出会う」とか、「キャリアアップの第一歩」とか、 ネット記事でもYouTubeでも、転職活動ってやたらポジティブに語られてたから。

私もそんな“ちょっと胆をはった自分”に憧れて、 それまで2年半働いた会社を辞めて、新たな環境を探すことにした。

仕事内容にはそこそこ満足してたし、 同働ともいい関係だったけど、 ふと、ふとだけど――

「このまま同じことを続けるだけでいいのかな」

って思ってしまった。

29歳、独身。 ギリ20代のうちに一歩踏み出したかった、ってのもある。

「いい感じの会社」を探して、はじめてのエントリー

転職サイトには山ほど求人があって、 最初はもう、どれも輝いて見えた。

「風通しの良い社風」 「女性が活躍しています」 「20代〜30代が中心の活気ある職場」

…って、どこも同じようなこと書いてるんですよね。 でも当時の私は、それを真に受けて、

「私にピッタリかも」 「ここなら新しいスタートが切れそう!」

なんて思いながら、3社に実際に応募した。

そのうちの1社、いわゆる“中堅ベンチャー系”の営業事務ポジション。 オフィスの写真もおしゃれだし、 社員インタビューには「社員同士の距離が近い」って書いてあるし、 なんとなく、第一志望になってた。

最初の面接で“理想の転職”を思い描いてしまった

1社目の面接は、和やかだった。

30代の女性人事の方と、業務内容や働き方について話して、 「これまでのご経験、彼社でも活かせそうですね」と笑みかけられて、 内心ちょっと浮かれてた。

私の中で、転職=“選ばれること”って思ってたけど、 この時はちょっとだけ“選ぶ側にもなってるかも”って错解してた。

「次の面接もがんばれば、きっといい流れで決まる」

そんな気持ちで、次の面接に向かった。 ――例の“あの会社”へ。

“あの質問”が刺さった瞬間、私は自分を疑いはじめた

質問というより、糾弾に近かった

面接官の質問が続くたびに、私はだんだんと“試されている”感覚から、“裁かれている”ような気分になっていった。

「あなたが前職で工夫したことって、具体的にどんな成果につながったんですか?」

この質問自体は、よくあるものだった。でも、その言い方が異常だった。声は低く、抑揚もなくて、目も笑ってない。

私は、チームの業務効率を改善した取り組みについて話した。残業時間を減らすために、新しいフローを提案して実施したこと。数字も出したし、資料も用意してきた。

でもその直後に返ってきたのは、

「それって、あなたが考えたって証拠はあるんですか?」

一瞬、脳内が真っ白になった。

たしかに、チームで進めたものだったけど、私が提案したのは本当だ。でも証拠って?なにを?誰がどうやって?

「証拠って……その、議事録には残っていますし……」

言いながら、自分の声が震えているのがわかった。

――あ、今、追い詰められてるな、私。

“自信のない部分”を狙い撃ちされているようだった

そこからの質問は、まるで“地雷をピンポイントで踏ませてくる”ような内容ばかりだった。

「なんでこの業界を選んだんですか?でもあなた、大学ではまったく関係ない専攻ですよね?」

「退職理由は“キャリアアップ”って言ってましたけど、じゃあ今の自分に何が足りないと思ったんです?」

「自分の短所を挙げてください。…3つ、今すぐ。」

どれも、事前に想定していた質問に近い。けど、“想定の形”で聞かれるのと、“圧”をかけられながら聞かれるのとでは、まったく違う。

冷静に話せば伝わるような内容も、この空気のなかでは、全部が“言い訳”にしか聞こえなくなってくる。

この人、私の話なんて最初から信じてないんじゃないか。

そんな不安が、だんだんと確信に変わっていく。

“泣くな、泣くな”って心の中で叫んでた

5分、10分、15分……どれくらい時間が経ったかは覚えてない。でも、その間ずっと、私は“泣きそうな自分”と戦ってた。

喉の奥が詰まって、目の奥がじわっと熱くなって、でもここで泣いたらダメだ、負けたことになる、って。

「自分を信じて」「冷静に答えて」って、何度も自分に言い聞かせてた。

でも、身体って正直だ。気づいたら、指先が冷たくなってて、手が小さく震えてた。

それでも、私は最後まで“面接”として受け止めようとしてた

こんな対応でも、「この人が代表じゃないかも」とか、「もしかしたら、この“圧”も評価基準なのかも」って、無理やりプラスに考えようとしてた。

転職活動って、そういうもんだって思ってたし、自分の未熟さを責めるのが“大人の受け止め方”だと思ってた。

でも、心の奥ではもう限界だった。質問に答える声も、どんどん小さくなってたと思う。

そして、ついに――

「まぁ……はい、今日はこれで結構です」

という言葉で、面接はあっさり終わった。

会議室を出た瞬間、足がぐらついた

お辞儀してドアを閉めて、廊下を歩きながら、一気に息が漏れた。

肩に乗っていた何かが、ドンと地面に落ちたような感覚だった。

私はそのままトイレに向かって、個室に入った瞬間、座り込んでしまった。

涙は出なかったけど、呼吸が浅くて、頭がクラクラしてた。

ああ――これが、圧迫面接ってやつか。

「こんなの、面接じゃない」って誰かに言いたかった

帰り道、スマホを開いて検索した。

「圧迫面接 本当にある」 「圧迫面接 なぜ存在する」 「圧迫面接 落ち込む」

出てくる記事、出てくる記事、どれも刺さる。なかには私と同じような体験をした人のブログもあった。

その時、私はようやく理解した。

私がダメだったんじゃない。ダメだったのは、あの面接そのものだったんだ。

面接後に見つけた“口コミ”が、私を救ってくれた

面接の直後、心がぽっかりと空いた

あの日の面接からの帰り道、私はずっと下を向いて歩いていた。
自分を責めないようにと何度も言い聞かせていたけれど、頭の中では同じ言葉がぐるぐるしていた。

「もっと上手く答えられたはずじゃない?」
「表情が引きつってたよね」
「結局、あれじゃ印象悪いままだよ」

自己否定が止まらなかった。
家に帰っても、着替える気にもならず、鞄だけ玄関に置いたまま床に座り込んだ。

「はぁ……もう無理かも」

ポツリと口から漏れた言葉は、思った以上に自分の気持ちに近かった。


とりあえず、あの会社を調べてみようと思った

しばらく経って、ぼーっとしながらスマホを開いた。
なんとなく、あの会社のことをもう一度検索してみたくなった。

面接前に見ていたのは会社の公式サイトと求人情報だけ。
でも今は、「圧迫面接」というキーワードで検索してみた。

すると、出てくる出てくる。
まさにあの会社の名前がタイトルに出ている転職サイトの口コミ、個人ブログ、X(旧Twitter)の投稿。

そしてそこには、私とまったく同じ経験をしている人の声があった。

「面接官が圧をかけてくるタイプで、質問がすごく攻撃的でした」
「『あなたって根拠がないまま動いてそう』って言われて涙が出そうになった」
「人事の態度が最悪。面接後は動悸が止まらなかった」

スクロールする指が止まらなかった。
「あ、私だけじゃなかったんだ」と思えた瞬間、喉の奥がきゅっと締まって、急に涙があふれてきた。


“誰かの投稿”に、心を救われた夜

SNSで見かけたある投稿が、特に心に残っている。

圧迫面接で心を折られた人へ。
あなたが悪いわけじゃない。
それを面接と呼ぶには、あまりにも一方的すぎるんだよ。

投稿者は、自分の体験談を綴っていた。
話し方、服装、目線、全部にケチをつけられたこと。
面接後にトイレで泣いたこと。
それでも、ちゃんと別の会社に拾われて、今は楽しく働いていること。

「私も同じでした」
「あなたの投稿に救われました」

そんなリプライがいくつもついていて、私は画面越しにそっとうなずいた。


“見極める目”って、こうやって養われていくのかもしれない

あの面接を受けたこと自体は、正直いまだに苦い記憶だ。
でも、それと引き換えに得たものがあると思っている。

たとえば――

  • 求人情報だけで会社を判断しないこと
  • 面接は“選ばれる場”であると同時に、“選ぶ場”でもあること
  • 自分の感覚を信じること

そしてなにより、「こういう会社もある」と知ったこと。
それは、次の応募先を探す上で大きな指針になった。

もう、“なんとなく雰囲気が良さそう”だけでは動かない。
口コミや実体験、他の人の声にも耳を傾けるようになった。


「誰かの体験談」が、自分を救うことがある

私があの時SNSで見た投稿、ブログ、口コミ。
どれも書いた人にとっては、ただのつぶやきや備忘録だったかもしれない。

でも、読む側にとっては、命綱だったりする。

「私だけじゃない」
そう思えるだけで、どれだけ心が軽くなるか。

自分が体験したことを、いつか誰かに伝えられるように。
そう思いながら、私は日記アプリにその日のことをそっと綴った。

それが、私の“反撃”の第一歩だった気がする。

“いい会社かも”と思った面接で気づいた、小さな違和感

リベンジのつもりで挑んだ、次の面接

圧迫面接のあと、数日は本当に何もやる気が起きなかったけど、
ようやく再始動した私は、次の面接に進んでいた。

その会社は、IT系の中小企業。
募集職種は営業サポートだったけど、未経験OKと書いてあった。
なにより、口コミがすこぶるよかった。

「面接で人柄を見てくれた」
「和やかな雰囲気で、自分のことを素直に話せた」
「面接官が優しくて、気づけば笑ってた」

もう一度、信じてみようと思えたのは、そういう声のおかげだった。


雰囲気はたしかに柔らかかった。でも……

面接当日。
受付を済ませると、すぐに面接室へ案内された。
出てきたのは、40代後半くらいの男性と、20代後半くらいの女性社員。

開口一番、「今日は来てくれてありがとうね」と笑顔で言われて、
それだけで少し安心した。

圧迫面接の時とはまったく違う、柔らかい空気。
質問も穏やかで、前職のことや転職理由についても、ちゃんと話を聞いてくれる。

でも、なんとなく――
どこかに違和感があった。

それは、言葉にならない“もやもや”みたいなもの。


「うちは仲良いから」って、ちょっと怖かった

終盤になって、面接官の男性がこう言った。

「うちはね、社員同士ほんと仲良いんだよ。飲み会も多いし、週末はBBQとかもやるよ。
全員で一つのチームっていうのが、うちの文化だから」

それを聞いた瞬間、頭の中に「圧」がよぎった。
強制じゃないですって言いながら、実質的に“断れない雰囲気”があるのでは、と。

さらに続けて、女性社員の方がこう付け加えた。

「前に一人、飲み会苦手って子がいたんですけど、全然なじめなくて……1ヶ月で辞めちゃいました」

それ、わざわざ言うこと?

そう思いながら笑顔を保ったけど、
心の中では小さな警鐘が鳴っていた。


「働きやすさ」と「距離感の近さ」は別ものかもしれない

あの日の面接を終えて帰る途中、私はふと立ち止まった。

「さっきの会社、面接はよかったけど……本当に働きやすいのかな?」

「“仲の良さ”って、どこまで求められるんだろう?」

そう思って検索してみた。
「職場 アットホーム 強制」
「飲み会 行かないと 居づらい」
「社員旅行 自由参加 本当に?」

出てくるのは、私みたいに感じた人たちの声だった。
その中で、こんな投稿が目に入った。

“仲の良さ”を強調する会社は、「断る自由」があるかどうかが大事。
それが許されない雰囲気なら、それは“居心地の良さ”じゃない。

うんうんと頷きながら、私はその言葉をそっとスクショした。


“ちゃんと自分を守る転職活動”を始めよう

私はようやく気づいた。
転職活動って、内定をもらうことがゴールじゃない。

“続けられる場所”を見つけることが目的なんだと。

だから、相手がどんなに笑顔でも、
「うん?」と思ったら、自分の直感を無視しない。

“空気を読んで合わせる”じゃなくて、
“空気にのまれず感じ取る”ことが大切なんだと学んだ。


圧迫面接を経て、私は少しずつ強くなっていた

最初の圧迫面接では、私はただの“受け身”だった。
相手の態度に飲まれて、自分を責めて、心を削られていた。

でも今は違う。

ちゃんと見ようとしてる。
自分に合う場所か、長く働けるか、その空気が好きか。
全部を、自分の目と心で確かめようとしてる。

転職って、自分と向き合う旅なんだな、って思った。

“自分を信じて断る”ことができた、三度目の挑戦

「ここ、良さそう」だったのに、途中でスン…と冷めた

三社目の面接は、求人の見た目もよかったし、
社員インタビューの動画も公開されていて、信頼できそうだった。

オフィスの雰囲気も洗練されていて、
受付の対応も丁寧で、「今回は当たりかも」と思いながら面接に臨んだ。

面接官は、50代くらいの男性。
肩書きは「営業部長」とプロフィールにあった。

開口一番、「まずはリラックスして話しましょう」と言ってくれたので、
私も少し気を緩めて、これまでの経験や仕事観を話した。

が、途中で突然、空気が変わった。


「でもね」から始まる否定が、じわじわ効いてきた

私が前職での経験や工夫した業務改善の話をすると、面接官は言った。

「でもね、それって当たり前じゃないかな」
「そこまで“成果”って言えることかは、ちょっと疑問かな」

口調は柔らかいのに、言ってることは否定そのものだった。

圧迫面接ほどの鋭さはないけれど、
“やんわりマウント”みたいな感触が、じわじわと精神に響いた。

さらに続いた質問。

「君はリーダータイプじゃなさそうだよね?」
「うちでやっていけるかな? けっこう厳しい現場だけど」

この「やっていけるかな?」という言葉に、私はまたも凍りついた。


「やっていけるかな?」って、誰にでも言う言葉じゃないよね

その場では愛想笑いで返したけれど、心の中ではざわざわしていた。

「やっていけるかな?」って、
こっちが選考に応募してる立場だとしても、ずいぶん一方的じゃないか?
相手に判断させない、上下関係を植え付けるようなその物言いに、私は過去の記憶を引っ張られた。

――あの圧迫面接のときも、
「あなたにその資格あるの?」
「あなたはまだ何もしてないのに、何を求めてるの?」
って言われた。

名前やトーンが違うだけで、言ってることは同じだ。


“断る権利”は、こちらにもある

面接が終わって、オフィスを出た瞬間、私は決めた。

「今回は辞退しよう」

もちろん内定すら出ていない段階だったけど、
“行くべきじゃない”って、心が確信していた。

駅前のベンチに腰掛けて、スマホを開いてメモ帳を起動する。
そして、こう記した。

■面接で感じたことメモ(2025/03/10) ・見た目は良かったけど、面接中の態度に違和感 ・否定が多く、柔らかく見えても刺さる ・自分を低く見積もらせる言葉が多かった →この会社とは合わない。前の自分だったら受け入れてたかも。でも、今は違う。

自分の直感と感じたことを、ちゃんと“文字”にして残す。
それは、あの圧迫面接から学んだ、“心の防衛術”だった。


「受ける会社を選ぶ」って、こんなにも自由だったんだ

以前の私は、「受けさせてもらってる」って感覚が強かった。
求人を出してくれるだけでもありがたい、そんな気持ちがあった。

でも、それって自分を苦しめる考え方だったんだと思う。

今は違う。
求人を出しているということは、“その会社にとっても人が必要”ということ。
こちらが「会社を選ぶ」ことも、同じように大切なんだと理解した。

転職活動は、企業と応募者の“お見合い”のようなもの。
ならば、自分に合わない相手に無理して笑う必要なんてない。


やっと、自分の感覚を信じられるようになった

三社の面接を経て、私はようやく“転職活動の本質”にたどり着きつつあった。

  • 「なんとなく嫌だった」が立派な判断基準になること
  • 雰囲気や言葉のトーンも重要な“情報”であること
  • 自分の気持ちを軽視しないこと

そして、こうも思った。

「圧迫面接があったから、ここまでたどり着けたのかもしれない」と。

あれは確かに辛かったし、今でも思い出すと胃が痛くなる。
でも、“自分を守る目線”を育ててくれたのは、まぎれもなくあの経験だった。

それでも、私はもう“面接が怖くない”と言えるようになった

「落ちてもいい」じゃなくて「選ばない」という視点

三社目の面接を終えてから、私はいったん立ち止まることにした。 求人サイトを見るのも、一時停止。スカウトメールも読まずに、ひとまず自分の心を最優先にした。

そして、久しぶりに自分のノートを開いた。 転職活動を始めたときから、ちょっとずつ書き溜めていたものだ。

「今日、面接で話せたこと」 「緊張したけど、笑顔を返してもらえた」 「圧迫だった。心が痛かった」 「自分を否定された気がして涙が止まらなかった」

そういう言葉が、ページの中に詰まっていた。 でもその中には、こんなことも書いてあった。

「次こそは、自分が“選ぶ”側の気持ちでいく」 「面接=評価される場所、じゃなくて、お互いを知る場」

少しずつ、私は変わってきていた。


あの圧迫面接を“無かったこと”にしなくていい

今なら思う。 あの面接は、たしかに最低だった。心が折れたし、トラウマにもなりかけた。

でも、無駄じゃなかった。

だって、あれがなければ、私は“見極める目”を持てなかったから。

ただ優しい面接よりも、 ただフレンドリーな雰囲気よりも、

「自分が安心して、まっすぐ話せる空気かどうか」 「ちゃんと、敬意を持ってくれているかどうか」

それを見抜けるようになったのは、あの経験があったから。


「これから面接に行く人」に伝えたいこと

自分を疑わないで。 うまく話せなくても、それは緊張してるだけかもしれないし、 相手の問い方が悪い場合だってある。

合わない会社に合わせて、自分をすり減らさないで。

面接官の態度で傷ついたとき、 あなたが悪いんじゃないこともある。

そして、転職活動は「逃げ」じゃない。

自分をもっと大事にするために選ぶ、 “自分とちゃんと向き合うこと”なんだって、私は思う。


その後、私は「ここなら大丈夫かも」と思える会社に出会った

偶然だった。 友達が紹介してくれた小さな会社。

求人も出してない、ホームページもシンプル。だけど、社長と話したとき、空気がやわらかかった。

「面接っぽくなくてごめんね。気になること、逆に聞いてくれていいからね」

そう言われたとき、初めて緊張が解けた気がした。

質問の内容も、どれも“人”を見ようとしてくれているのが伝わってきた。

何より、話していて疲れなかった。


今もあの面接のことを思い出すと少しだけ胸が痛むけど

でも、あれがあったから、今の私がある。

「圧迫面接って、本当にあるんだね」 って、友達に言ったとき、

「え、そんなの都市伝説かと思ってた」 と返されて、ふたりで笑った。

もう、“怖さ”ではなく“過去の話”として語れるようになった。

転職活動って、やっぱりちょっとしんどい。 でも、自分の声に耳を傾けるチャンスでもある。

焦らなくていい。 疲れたら立ち止まってもいい。

ちゃんと、自分が納得できる場所にたどり着けたら、それでいいと思う。


この記事を、いま転職活動中の誰かが読んでくれていたら。

少しでも、心の支えになりますように。

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この記事を書いた人

元Webプログラマー。現在は作家として活動しています。
らくがき倶楽部では「らくがきネキ」として企画・構成、ライターとして執筆活動、ディレクション業務を担当しています。

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